23. Tableauデータ
データ駆動型要素のソース データをTableauで使用できる場合は、そこから直接グラフと表を作成できます。Tableauのデータが変化すると、1回クリックするだけでリンクされた要素を更新し、その変更を反映できます。
- 23.1
- Tableauへのリンクの要件
- 23.2
- Tableauデータからの表の作成
23.1 Tableauへのリンクの要件
グラフをTableauのデータにリンクするには当然、Tableauのサーバーへのアクセスが必要となります。think-cellはオンプレミスとクラウドの両方でホストされたTableauのバージョンに対応します。フィルタリングされたビューにリンクするには、ビューがホストされるサーバー上でカスタム ビューを作成して保存できなくてはなりません。
think-cellはブラウザー ウィンドウで利用できるTableauへのインターフェイスを使用し、Tableauビューに表示されているデータを抽出し、データシートの代わりにthink-cell要素でデータを利用できるようにします。think-cellの機能のこの部分は、ブラウザの拡張機能として実装されているため、対応のブラウザが必要となります。また、think-cellの拡張機能をインストールする必要があります。この拡張機能は現在、Google Chrome、Microsoft Edge、およびMozilla Firefoxでご利用いただけます。ChromeとEdgeにはthink-cellとともに自動的にインストールされ、Firefoxには手動でインストールできます(ブラウザー拡張機能のインストールを参照)。
think-cellは、直接Tableau Desktopからではなく、ブラウザーに表示されているビューからのみTableauデータをインポートできます。
23.2 Tableauデータからの表の作成
- サポートされているブラウザーでTableauダッシュボードを開きます。
- think-cell拡張機能のアイコンをクリックします。
- ダッシュボードの異なるビューが検出され、マウスポインタ―を合わせると緑で色がけされます。ビューをひとつ選択します。
- ビューのデータが表示された新しいタブが開きます。作成する要素の種類を選択します。
- 選択した要素の種類、つまり積み上げグラフ、カテゴリ、系列、および値に関連するthink-cellデータシートの部分に列を割り当てます。
- PowerPointでthink-cellチャートを作成するには、[作成]をクリックします。
think-cellは Tableau データとの接続を記憶します!PowerPointで要素のデータシート ボタンをクリックすると、ビューのデータが表示されたタブがデフォルトのブラウザーで開きます。開いたタブで [更新] をクリックすると、更新されたデータを PowerPoint に送信できます。また、think-cellのデータリンクダイアログ、または要素のフリー ツールバーからデータの更新を始めることもできます。