24. オートメーション機能のご紹介
think-cell の高機能により、PowerPoint で高度なデータグラフを作成することができます。定期レポートを自動化する、またはパラメーターを基にしたグラフを作成するためにウェブサービスを利用する、または業務レポートをPowerPoint のスライドとしてエクスポートする場合にはどうすれば良いのでしょうか? think-cell のオートメーション機能を使えば、Excel や JSON のデータを使用して、よくみられるミスなく、この種の作業を手作業で素早く実行できます。以下を用意します:
- think-cell グラフのあるPowerPoint プレゼンテーション
- オートメーションを制御するプログラム ロジック
まず、think-cell のグラフとスライド タイトル用のテキストボックスを使用して、オートメーションのテンプレートとして使用する PowerPoint プレゼンテーションを作成します。
- 4. グラフ作成の方法 を参考にしてPowerPoint でグラフ、その後チャプターを作成します。軸や差分矢印などのすべての装飾を含む、任意の think-cell グラフ タイプが機能します。
初期データは後でプログラム上、実データと交換されるので重要ではありません。
- グラフのコンテキスト ツールバーで、UpdateChart Nameと表示されるフィールドをクリックします。
- 後で参照する一意の名前(例:
Chart1
)を入力します。 - スライド上のスライド タイトルを表示する位置に、[要素] メニューから [名前付きテキスト フィールド] を挿入します。
- テキストフィールドのコンテキストツールバーで、[UpdateChart Name](グラフ名の更新)と表示されているフィールドをクリックします。
- 後で参照する一意の名前(例:
Title
)を入力します。 -
template.pptx
としてプレゼンテーションを保存します。
次の手順では、ExcelやJSONのデータとテンプレートスライドを統合するプログラムロジックを作成します。
- Excel データの場合は25. Excelデータを使用しての自動化を参照します。
- JSON データの場合は26. JSONデータを使用しての自動化を参照します。
上記のプロセスを使用し、think-cell グラフの任意の組み合わせでプレゼンテーションを作成できます。必要に応じて、グラフのライブラリとさまざまなグラフの装飾を有効にしたバージョンを作成することができます。その後、これらのテンプレートを自由に組み合わせ、ExcelまたはJSONのいずれかを使用して新しいプレゼンテーションで使用するデータをテンプレートに入れることができます。
注記: この方法を使えば、グラフ作成やグラフの装飾の追加が非対応の一般API を使う必要はなくなります。