パワポやエクセルのハイパーリンクを解除する方法

8 分で読めます — by Risa Abe

Microsoft エクセルやパワポで、グラフや画像またはテキストを挿入した際に、ハイパーリンクを挿入することはよくあります。
本記事では下記について順番に説明していきます。

   ・ハイパーリンクの解除方法
   ・リンク元のデータを移動、削除などした場合に起きる現象
   ・一括でハイパーリンクを削除する方法
   ・ハイパーリンクの自動的な挿入を阻止したい場合の設定

パワポやエクセルにリンクをつけた状態でハイパーリンクを削除する方法は以下の通りです。リンクを貼っているテキストやグラフを選択します。

ハイパーリンクのあるグラフを選択している様子. パワポ、エクセルともにメニュータブの「挿入」をクリックします。

パワポのメニュータブの「挿入」タブをクリックして「リンク」を選択する様子. 挿入タブの中の「リンク」をクリックして、リンクの解除を選びます。これでリンクを削除することができます。やり方はパワーポイント、エクセルどちらでも同じです。

リンクをクリックすると表示されるポップアップ画面上で「リンクの解除」を選択.

リンク元のデータを削除したり、保存場所を移動したり、ファイル名を変えたりした場合、リンクに移動しようとすると以下のエラーメッセージが出ます。

リンク元のデータを削除したり、保存場所を移動したり、ファイル名を変えたりした場合、リンクに移動しようとすると表示されるエラーメッセージ. セキュリティに問題がある?安全ではないなんて言われると少々面食らってしまいますが、削除していた場合、指定したファイルを開くことができませんと表示されます。

ファイルを削除していた場合、指定したファイルを開くことができませんとメッセージが表示されます. ファイルをどこへ移動したのかわからない場合や削除してしまった場合、リンクを残していても紛らわしいだけです。リンクを解除しましょう。

リンクに関するオプション設定画面上で「リンクの解除」を行う様子. リンク元のファイル確認や解除する場合、ファイル→情報をクリックし、右下の「ファイルへのリンク編集」をクリック。

ファイル→情報をクリックして、右下の「ファイルへのリンク編集」をクリックする様子. リンクのダイアログボックスが開きます。ここからファイル内のリンクについて確認ができるので、リンクの更新やリンク元のチェック、変更、解除を行うことができます。 ファイル内のリンクについて確認そして、リンクの更新やリンク元のチェック、変更、解除を行うことが出来る. もしリンク切れなどが原因でさきほどのセキュリティに関するメッセージが表示されている場合、リンクを解除すれば通知がなくなります。「リンクの変更をクリック」すると、新たにリンクを設定するメニューが開きます。リンクさせたいファイルなどを選び、OKをクリックしてください。「リンク元を開く」をクリックすれば、リンクされているファイルの格納場所に移動します。目的に応じてリンクをチェック・解除・再設定してください。

ハイパーリンクを一括で削除する場合、リンクのあるセルを選択した状態で右クリックします。メニューの一番下にある「ハイパーリンクの削除」をクリックしてください。あちこちにリンクが散らばっている場合は、Ctrl + A で全選択して「ハイパーリンクの削除」を選ぶとスムーズです。

Ctrl + A で全選択したのちに「ハイパーリンクの削除」を選んでいる様子.

ワードやエクセル、パワポで、URLを感知して自動的にハイパーリンクを挿入する機能がデフォルトでオンになっていますが、この機能をオフにすることもできます。ファイル→その他→オプション→文章校正を選択します。オートコレクションのオプションをクリックします。

ファイル→その他→オプション→文章校正から、オートコレクションのオプションをクリックします. 表示されたポップアップ上で、入力オートフォーマットをクリックします。

表示されたポップアップ上で、入力オートフォーマットをクリックします。. 「インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する」にチェックが入っているので、チェックを外してOKをクリック。

「インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する」のチェックを外してOKをクリック. これでハイパーリンクが自動的に挿入されなくなります。エクセルを使ったプレゼン資料作成でお困りの方、エクセルの機能をスムーズに使いたい方、think-cellで作業効率アップを実感してみませんか。


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パワポのグラフとエクセルデータを連携し自動更新する様子

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