think-cellビギナーズガイド
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think-cellはMicrosoft PowerPointとExcelのための強力なソフトウェアアドインです。think-cellは、主に複雑なグラフと誰でもハイクオリティなプレゼンテーション資料を作成・設計するために250種類以上のビジネススライドテンプレート提供や商用利用可能なアイコンや画像をパワポ上で検索そして即座に挿入できるライブラリ機能を備えており、ユーザーの時間と作業を節減するとともに、視覚的に訴えるデータ本位のスライドを生み出します。
think-cellの恩恵を受けるのは誰ですか?
営業・マーケティングマネージャー、プロジェクトマネージャー、FP&Aプロフェッショナル、役員、アナリスト、およびコンサルタントから、研究者や学者まで、think-cellは効率的かつ効果的にインパクトのある視覚化を行いプレゼンテーションを作成しようとするすべての人のためのものです。think-cellを初めて使用する人や、何ができるか知りたい人は、まず下記の2本のビデオを見てこの強力なツールの本質的要素について学んでください。
think-cellの旅を始める
1.はじめに
2025年頭のバージョンアップを経て、グラフ作成のみならず資料作成のすべての工程を支援するオールインワンソリューションとして生まれ変わりました。資料作成は細かい作業の塊です。その効率を高めることが、常にthink-cellの開発を推進する基本原則です。機能の拡大に合わせて、使いやすさを研究した結果、パワーポイント・エクセルそれぞれにthink-cellタブが登場しました。think-cellタブには、Microfoftの標準機能である書式設定から便利な機能の一式、そしてthink-cellのグラフ関連メニューなど、作業を行う際に必要となるメニューがセットになりました。各機能を探し回る必要なしに、スライドのあらゆる側面を作成、書式設定、最適化できるようになります。
最初のビデオは、think-cellライブラリの紹介です。もう、白紙のスライドを前に悩む必要はりません。新しく資料を作るときも、既存の資料を追加するときも、最初に必要なのはスライドです。ゼロから作り始めるのは面倒なので、過去の資料をコピーしたり、使えそうなスライドを探していますよね。
- 必要なスライドが見つからない。
- スライドの最新バージョンにアクセスできない。
- 過去のファイルがどのように編集されたかわからず、スライドのレイアウトやフォントの統一感が崩れてしまうことがある。
上記の問題を解決する方法は企業ブランドに合わせてマスターデッキを用意し、それらの使用を統一することです。ただし、この方法はトップダウン方式の一括管理で運用されるため、一つのファイルで全社員のニーズを満たすのはほぼ不可能です。そこで、Libraryを活用すれば、必要なリソースを企業レベルそして個人レベルでも自由に整理できるので、自分に合った構成で管理できます。一貫性と柔軟性を両立することで、白紙のスライドを前に悩む時間を大幅に削減できます。
think-cellは会社メールアドレスの登録だけで30日間無料でだれでもお試しいただけます。資料作成を効率化したい方は今すぐ使ってみましょう。
2.基本概念
2つめのビデオでは、think-cellチャート機能の基本コンセプトを紹介します。データドリブンなグラフやレイアウトツール、強力なデータリンクなどの基本トピックを扱います。このビデオは、視聴者を魅了するインパクトのあるプレゼンテーションとレポートを作成する知識と専門能力を視聴者に提供します。
主な特徴
1.グラフを簡単に作成できる
think-cellを使えば大変で長い時間のかかるグラフ作成プロセスに決別することができます。ソフトウェアはシームレスにPowerPointとExcelを統合し、数回クリックするだけでグラフを作成し、更新できます。ウォーターフォール図やガントチャート、マリメッコチャート等々の複雑なグラフを作る必要があるときも、think-cellは、幅広いグラフとカスタマイズオプションを提供します。
右側の矢印をクリックして次のビデオを見てください。
2.グラフに注釈をつけ修飾する
think-cellの注釈/修飾機能は、さまざまなデザイン要素を提供します。洗練された視覚的に魅力のあるプレゼンテーションを作成することを可能にする、さまざまな数値線、矢印(差分矢印やCAGR矢印)、コネクタ、軸ブレーク、凡例が提供されます。PowerPointではほとんどの(全部でないとしても)注釈および修飾は、手作業でグラフに追加しなくてはならず、エラーの原因となりがちです。たとえばグラフのデータが変化した時に、これらの注釈は簡単に見落とされ、忘れられます。注釈の自動更新により、元となるデータが変化すると、think-cellは手作業による調整を排除し、プレゼンテーションは最新の情報で苦も無く常に最新の状態に維持されます。
注釈を使って時間を節約する方法に習熟するには以下の2つのビデオを見てください。
注釈を使って時間を節約する方法に習熟するには以下の2つのビデオを見てください。
3.think-cellのアジェンダとチャプターを使用してスライドを整理する
think-cellソフトウェアのアジェンダ/チャプター機能は、ユーザーがPowerPointプレゼンテーションのスライドの動的な目次を簡単に作成し管理することを可能にします。これらのアジェンダやチャプターは、プレゼンテーションの内容と全体的な構造を整理し、読者のナビゲーションを簡素化し、情報の理解を高める上で中心的な役割を果たします。
think-cell内でアジェンダを作成すると、ソフトウェアはプレゼンテーションの主なセクションまたはチャンプターのプレースホルダーとして機能するスライドを自動生成します。これらのスライドはシームレスに実際のコンテンツスライドとリンクし、コンテンツの順序や構造を変更すると、対応するアジェンダやチャプターのスライドも自動的に更新されます。この合理化されたプロセスは、時間を節約し、プレゼンテーションを通して一貫性を確保します。スライドを整理する方法を学習するには以下の2つのビデオをご覧ください。
4.効率的なデータリンクと更新
プレゼンテーション内の定期レポートのデータを更新することは、特に複雑なグラフを扱うときは繁雑なタスクとなることがあります。think-cellはグラフと元となるデータソースの間の動的なリンクを提供するため、データに対し行われた変更は確実に自動的にグラフに反映されます。この機能は、データ更新時の時間を節約し、エラーのリスクを低減します。
5.オブジェクトを対称的に配置する
think-cell独自の強みの一つは、裏方で機能するユニークなレイアウトエンジンです。これはすべてのthink-cellオブジェクトをスライド上で線対称に配置し、美しいレイアウトを維持します。この自動的なレイアウトレンダリングはスライドの縦横両方のサイズとスライド上のコンテンツに対して行われます。これは、既存のコンテンツは自動的にスライド内に入るように再配置されることを意味します。このレイアウトエンジンはthink-cell グラフ、テキストボックス、プロセスフロー、テーブルで使用されます。
6.リソースとトレーニング
think-cellを最大限に利用するため、いくつかのリソースとトレーニングオプションを利用することができます。think-cellのウェブサイトは、総合的なオンラインドキュメンテーションとビデオチュートリアルを提供し、お客様がソフトウェアとその機能に習熟することを助けます。さらにthink-cellは、プレゼンテーションを向上させたいと願う個人およびチームに対し、作成から自動化まですべてのウェビナーとデモを提供します。