エクセル「自動保存できない機能が含まれています」が出た、その時どうする!?
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エクセルを編集していたら「このブックには自動保存を使用できない機能が含まれています。ブックを手動で保存してください。」と表示されて、??とクエスチョンマークが出た方もたくさんいるのではないでしょうか。
このメッセージは、エクセルで自動保存が無効になっている際に表示されます。
メッセージの通り、エクセルのブック内に自動保存機能の実行が妨げられるなんらかの機能、設定があることが原因です。
エラーメッセージの原因を特定し問題を解決
エクセルの自動保存を妨げる機能や設定として考えられるのは以下の要因です。
エクセルファイルの形式が.xlsなど古い保存形式
この場合自動保存機能が発動しないケースがあります。
自動保存は、.xlsx、.pptx、.docxなどの最新のファイル形式で作動する機能です。そのため.xlsx形式にファイルを変更すれば解決するケースがあります。
解決しない場合はほかの要因が考えられます。
ちなみに.xlsb、.xltmなど特定の拡張子がある場合も、自動保存できない原因になります。
シート内にファイルを埋め込んでいる
エクセルシートの中に埋め込みオブジェクト(別のアプリケーションで作成されたファイルのコピーなどでPDFファイルやパワポで作成したグラフ、メールファイルなど)がある場合、自動保存が妨げられる恐れがあります。
この場合はオブジェクトを削除するか、埋め込まず画像などで代用するなどすれば解決します。
ネットワークの問題
OneDriveに保存している場合やSharePointに正しく同期されていない場合もこの表示が出ます。そもそもネットワークドライブに保存されているファイルは自動保存機能が作動しないことがしばしばあります。
ネットワーク状況をチェックしつつ、ローカルのOneDriveが正常に動作しているか確認してください。
OneDriveの動作確認は、設定から同期の一時停止を行い、同期の再開を選びます。一度サインアウトしてサインインしてから行うと良いでしょう。
動作していないのであれば、ファイルをローカルドライブに保存しておくのを忘れずに。
同時編集しているファイル
ほかのユーザーと共有しているブックの場合、複数のユーザーが同時に編集をすることで自動保存機能が働かないケースがあります。
自動保存機能を実行させるには編集のタイミング調整や、共有設定の見直しが必要です。
アクセス権がない
ブックの保存先フォルダに対し、保存できるアクセス権が付与されていない場合、自動保存が妨げられます。読み取り、書き込み、削除など自分がどのようなアクセス権限を保持しているか確認してみましょう。
エクセルのバグ
エクセルのバグで自動保存が利かないケースもあります。最新の更新プログラムのインストールを行うと解決する場合があります。
もしこれらの原因に当てはまらず解決しなかった場合は、Microsoftサポートに問い合わせてみてください。どんな状況で、どんなメッセージが表示されているかを具体的に記述しておくとサポートが受けやすいです。
think-cellで解決できること
think-cellは、エクセルの自動保存機能に依存することなく、データ管理と保存をスムーズに行うことができます。
こういったグラフを作成する場合も、エクセルに依存せず独立したデータソースが開くので、こちらに数値を入力するだけでOKです。
グラフをダブルクリックするか、グラフにオンマウスして右下に表示されるテーブルをクリックすればデータシートが開きます。
データシートに数値を入力。
数値を変えたいときはデータシートを開き、セルの数値を変更すれば自動的にグラフに反映されます。
ベースとなるグラフがあれば更新は常に自動的に行われますので、このシートを保存する必要がありません。
エクセルのように自動保存できません、と表示されることもないのです。
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管理しやすいグラフ作成なら think-cell
think-cellを導入すると、エクセルにも連携可能なパワーポイントのグラフを簡単に作成できます。特に、ウォーターフォール図やメッコチャートなど、手間がかかる複雑なグラフの作成に対応しており、効率的に見やすいグラフを作成することが可能です。
また、自動更新機能により、エクセルのデータが変更されるたびにパワーポイントのグラフも自動的に最新の情報を反映します。直感的な操作性とユーザーフレンドリーなインターフェースを備えており、誰でも簡単に使いこなせる点が魅力です。
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